フランス内務省によると、2021年6月9日以降、欧州域内国及び日本を含む7カ国(オーストラリア、韓国、イスラエル、日本、ニュージーランド、英国、シンガポール)との間での出入国については要件が緩和され、フランスに入国することができる。
ただし、ワクチン接種済みと認定されるか,フライト出発72時間以内に実施したPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ)または,抗原検査陰性証明書が必要となる。
ワクチン接種済みと認定されるための要件は以下のとおり。
(1)欧州医薬品庁(EMA)に認められているワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、及びジョンソン&ジョンソン)の接種
(2)ワクチン接種証明が有効と認められるための要件
・二回接種が必要なワクチン(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ)の場合は、二回目接種から二週間後
・一回接種のワクチン(ジョンソン&ジョンソン)の場合は、接種から四週間後
・コロナ罹患経験者は、ワクチン接種の二週間後(接種は一回のみ必要)
日本からの入国者は自主隔離を行う必要がなく、滞在先(自宅やホテル)まで公共交通機関を利用して移動することが可能。但し、現在フランス本土では夜間外出制限(23h~6h)が導入されているため、同制限時間中に外出する場合は,特例外出証明書、パスポート、飛行機、列車チケット、滞在先の住所がわかる書類を携行している必要がある。
なお、日本政府はフランスに対して感染症危険情報レベル3「渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出している。
また、在フランス日本国大使館は、新型コロナウイルス感染予防を目的として、大使館領事窓口における受付時間を短縮していたが、6月28日(月)から通常通りの受付時間となる。
在フランス大使館HP:https://www.fr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html