G・ルンデュ《「ポール・ウィットマン公演」アンバッサドゥール座》 1926年
8月14日から岩手県立美術館にて「華麗なるベル・エポック フランス・モダン・ポスター展 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館コレクション」が開催される。
19世紀末から20世紀初頭にかけてのフランスは、産業革命によって人々の生活が一変し、大都市には商品があふれ、バーやキャバレー、オペラや観劇などの大衆文化が栄えた。
この時代は、良き時代を意味する「ベル・エポック」と呼ばれ、様々な新しい芸術が生み出された中、大きな発展を遂げたのがポスター・デザインだ。
多くの商品や興行などを宣伝するためにデザイナー、アーティストたちが腕を振った美しいポスターは、その優れたデザイン性によって、近代都市パリの華やかな世界を今日に伝えている。
本展では、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が所蔵するポスター・コレクションより、ジュール・シェレ、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、アルフォンス・ミュシャ、G・ルンデュなどが手がけた、ベル・エポック期におけるポスター150点が紹介される。
会場:岩手県立美術館 企画展示室
会期:2021年8月14日(土)〜 10月3日(日)
詳細はhttp://www.ima.or.jp