フランスで1963年に出版されて以来、累計300万部を記録する、ロングセラー料理絵本『料理は子どもの遊びです』の日本語版が刊行された。
原書『La cuisine est un jeu d’enfants』の著者ミシェル・オリヴェは、1960年代から活躍するフランスの有名料理人で、父はミシュランの三つ星レストラン「ル・グラン・ヴェフール」のオーナーシェフだったレイモン・オリヴェ。
詩人ジャン・コクトーが序文を寄せたことでも知られる同書には、「オニオングラタンスープ」、「チーズのスフレ」、「ガーリックチキン」、「てっぺんをこがさないクレーム・ブリュレ」など、フランス料理を代表する44のレシピが収録されている。お洒落でかわいらしいイラスト、フランスらしい遊び心あふれる盛りつけなど、子どもの食育と同時に大人も一緒に楽しめる魅力でいっぱいだ。
翻訳を担当したのは、パリ在住の人気文筆家・猫沢エミ。本書では、フランスでは日常的に手に入る食材を紹介しているが、日本で手に入りにくいものに関しては猫沢氏がきちんと補足している
『料理は子どもの遊びです』
発行元 : 河出書房新社