茅ヶ崎市美術館(神奈川)にて、6月18日(火)~8月25日(日)、「アルフォンス・ミュシャ展 アール・ヌーヴォーの美しきミューズ」が開催される。
アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭、ヨーロッパで花開いた芸術様式「アール・ヌーヴォー」を代表する画家。ミュシャが描いた植物文様で彩られた優雅な女性像は今日まで多くの人を魅了している。
チェコ出身のミュシャは、美術を学ぶためにパリに住み始める。舞台女優サラ・ベルナールの演劇「ジスモンダ」の宣伝ポスターを描くチャンスを得て、そのポスターが大評判となり、一躍、時代の寵児に。その後、画家のみならず、デザイナーとしても輝かしい足跡を残した。
しかし、祖国チェコ、スラヴ民族への愛は変わることはなく、50歳でチェコに帰国した後は、祖国の平和を願いスラヴ民族の誇りを作品に表した。
本展は、ポスター、装飾パネルをはじめ、デザイン集、ポストカード、切手、紙幣、商品パッケージなど多様な作品の展示を通して、ミュシャの生涯に迫る。
会期:2024年6月18日(火)-8月25日(日)
休館日:月曜日(7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
開館時間:10:00-17:00(入館は16:30まで)
公式HP:https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/7901/