印象派の巨匠クロード・モネの軌跡を追ったビジュアル評伝『印象派のモネ「花の庭・水の庭」へ』

画家モネは、なぜ「睡蓮」に魅せられ、生涯最期のときまで大作に取り組んだのか。

本書は、モネの暮らしたフランス・ノルマンディー地方の小村ジヴェルニーの四季折々の風景やモネの住んでいた館の内部を写真で紹介しながら、巨匠の人生を辿ったビジュアル評伝だ。

著者のカメラマン南川三治郎氏(1945~2018)は、大宅壮一門下のジャーナリストとしても知られ、パリを拠点にヨーロッパの”人と文化”に焦点を当て、独自の取材活動を行った。足掛け2年、季節ごとにジヴェルニーに通い、その美しい風景をモネの絵とシンクロするかのような画角で写真に捉えた。
(本書は2004年刊『ジヴェルニー・花の桃源郷 モネの庭へ』の新装版となる)


『印象派のモネ「花の庭・水の庭」へ』
著者:南川三治郎
発行:株式会社世界文化社

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