がま口作家になったきっかけは、子どもと過ごしながら趣味で始めたハンドメイド小物。
当初は自分の子ども用にヘアゴムなどを作って楽しんでいた。
やがてハンドメイド作品がネット上で販売できることを知り、「売れたらそのお金で子どもに保育園の入園準備に必要なものを買おう」 と、布小物の販売を始める。ミシンを買う金銭的余裕がなかったので、作品は手縫いで仕上げた。
子どもが大きくなり、「委託販売」や、「イベント販売」にも挑戦。
ところが、「私にも作れるから買う必要はない」、「〇〇ちゃんのママも同じようなものを作っている」というような、ネット販売ではあまり遭遇しない、「お客様のリアルなお声」を浴び、3日間の出店で売上げはゼロという経験も。
失敗の原因は「自分の楽しさ」を優先して、お客様のことを考えていなかったこと。また、自分の作品は、ちょっとした技術があれば誰でも作れるものばかりだったことに気付く。
そんな時期に知人からもらった、がま口の小銭入れに手を加えていたら「がま口って面白い!」と感じて、がま口小物作りに目覚める。
また、師匠と呼べる、がま口作家に出会い、手ほどきを受け、試作品を100個ほど製作。失敗を繰り返し、たくさんの壁にぶつかりながらも、お客様に喜んでもらえるがま口小物が作れるようになる。
さらに、マツドアケミの 「がま口のプロ養成講座」を受講し、プロのがま口作家の道を歩むことに。
現在は、お客様の望むものは何かを考えながら創作をしている。
同時に自ら講師となり、がま口小物作りを指導。自分の経験を元に、作り方だけではなく、販売までの流れや仕組みの土台作りを教えている。
「より多くのがま口愛好家を笑顔にしたい!」と思い、今はオンラインでがま口教室を開催。
「私にとってがま口は、お客様、そして生徒たちを笑顔で繋ぐ魔法のアイテムになりました。」
活動履歴
2017年〜 東京ビッグサイト デザインフェスタ出展 12回
2018年〜 マクハリハンドメイドフェスタ出展 3回
2022年7月 フランス Japan Expo Paris出展
2022年12月〜 名古屋クリエーターズマーケット出展 2回
2023年7月13〜16日、フランスのJapan EXPO Paris出展
ブースは、WABISABIエリアのNo.B04