パリ在住の日本人画家 丸山里奈の個展が、パリ3区のギャラリーin)(between galleryで開催される。
丸山さんは、6年前、32才(女の厄年!)で初めて絵を描き始め、2年前からパリにお住まいだという。
個展を開くに至った経緯について、
「私は日本を出て初めて日本人である事を実感しました。フランスに来た事は、絵を描く事を表現の手段としている私にとって自己表現とは何かを考えるとても大きなきっかけとなりました。
そして、一日本人女性としてまず自分が何者であるかという事を表現するという考えに至り、私は身体の一部一部を計る事で自分と向き合い、それを絵に描き出し、等身大の自分の身体を通して表現するという事を試みました。
私は、私たちは何者であるか、、
それは最もシンプルで最も難しい問いであります。」
と説明している。
フランスに住んで、日本人である自分を意識し、自分は何者であるかを自らに問う経験をした人は少なくないと思う。丸山さんが画家としてどのようにそれを表現するのか、興味深い。(江)
会期:9月11日〜9月20日
ヴェルニサージュ:9月11日(火)の18時半〜21時
in)(between gallery
39, Rue Chapon 75003 Paris
14h-20h(会期中は全日オープン)