9月1日からパリのGalerie Grand E’ternaでアートメダル作家瀬田哲司の個展が行われる。
この展示会は東京祖師ヶ谷大蔵のGallery TAGA2との共同企画で、同ギャラリーでは、3月に開催されている。
Gallery TAGA2で瀬田さんの作品を拝見した時には、これがメダル?むしろリングじゃないの?と思った。コンテンポラリーアートメダルと呼ばれるものらしく、その最先端を行く瀬田作品は、2017年にはオランダのTeylers Museumが選ぶ第2回Jaap van der Veen / Teylers Museum Prizeを受賞し、同美術館のコレクションに加わっている。
Gallery TAGA2オーナー田賀ひかるさんによる紹介文には、「瀬田哲司のメダルは、小さきものへの視点や自然と文化間の緊張、そして日々の瞬間が凝縮された世界観と、また超絶技巧ともいえる精緻な技術から作られています」とある。この「手のひらに収まる小さなアート」に対するパリの人々の反応が楽しみだ。(江)
会期:9月1日〜15日、9月24日〜10月12日。
ヴェルニサージュ:9月6日(木)の18時半〜
Galerie Grand E’terna
3, rue de Mirosmenil 75008 Paris
月〜土 11h-13h/14h-19h