「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」展

エドガー・ドガ《リハーサル》
1874年頃、油彩・カンヴァス
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

4月27日からBunkamura ザ・ミュージアムで開催される「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」ではドガ、ゴッホ、ルノワール、セザンヌなど巨匠たちの名作が堪能できる。

産業革命期に英国随一の海港都市として栄えたグラスゴー出身の海運王ウィリアム・バレルは1890年代から1920年代にかけて、画商アレクサンダー・リードから作品を購入し、古今東西の美術工芸品を収集。1944年、バレルは数千点もの作品をグラスゴー市に寄贈した。


フィンセント・ファン・ゴッホ《アレクサンダー・リードの肖像》
1887年、油彩・板、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

本展では、知られざるスコットランドの画家の作品から巨匠の名作まで、バレル・コレクションから73点、さらにグラスゴー市のケルヴィングローヴ美術博物館のルノワールやゴッホの絵画7点の合わせて80点が展示されるが、そのうち76点が日本初公開だ。

英国人コレクターならではの視点で収集された作品を、「第1章 身の回りの情景」、「第2章 戸外に目を向けて」、「第3章 川から港、そして外洋へ」という構成で美術史における写実主義から印象派への流れをたどる。


ピエール・オーギュスト・ルノワール《画家の庭》
1903年頃、油彩・カンヴァス、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
© CSG CIC Glasgow Museums Collection


ポール・セザンヌ《エトワール山稜とピロン・デュ・ロワ峰》
1878-79年、油彩・カンヴァス、ケルヴィングローヴ美術博物館蔵
© CSG CIC Glasgow Museums Collection

開催期間:4/27(土)-6/30(日)
5/7(火)、5/21(火)、6/4(火)のみ休館
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
入場料:一般1,500円、大学・高校生1,000円中学・小学生700円
団体割引はhttps://www.bunkamura.co.jp/group_visits/
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム 東京都渋谷区道玄坂2-24-1

抽選で本展招待券(2名分)を5名の方にプレゼントします。ご希望の方は、BisouFranceのFaceBookまたはTwitterでご住所、お名前を明記の上、メッセージをお送りください。

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