東京都庭園美術館にて、「ルネ・ラリック リミックス」展

6月26日から、東京都庭園美術館にて、「ルネ・ラリック リミックス」展が開催される。

ルネ・ラリックRené Lalique (1860-1945 )はフランスのシャンパーニュ地方マルヌ県アイ生まれ。 素材の価値よりも作品の造形性を重視し、それまであまり使われなかった獣角、オパール、七宝、ガラスなどを用いて、植物や昆虫、女性、それらのモティーフが融合した象徴的なジュエリーを作り、「モダン・ジュエリー」のスタイルを確立した。
1910年前後からガラス作品の制作に注力し、芸術性が高く、 なおかつ量産にも応えられるプレス成形や型吹き成形で、 香水瓶などの小品からモニュメンタルな建築用の大作までを手がけた。


(常夜灯《ツバメ》、 ほや《つむじ風》1919年、 ギャルリー オルフェ)


(シール・ペルデュ花瓶《ユーカリ》1923年、 北澤美術館蔵、 撮影:清水哲郎)

本展では、ラリックにとって、幼少期から身近な「自然」を起点としてどのように世界を観照し、装飾という芸術を希求したのかを明らかにする。

展示会名:「ルネ・ラリック リミックスー時代のインスピレーションをもとめて」
会期: 2021年6月26日(土)–9月5日(日)
開館時間:10:00–18:00 *入館は閉館の30分前まで
休 館 日:毎週月曜日 *ただし7月26日、 8月2・9・30日は開館、 8月10日(火)は休館
会場:東京都庭園美術館 本館+新館
入館料:一般=1,400(1,120)円/大学生(専修・各種専門学校含む)=1,120(890)円/ 中・高校生=700(560)円/65歳以上=700(560)円
※( )内は20名以上の団体料金

https://www.teien-art-museum.ne.jp

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