10月19日から、パリ日本文化会館で、クレアパリ(CLAIR PARIS一般財団法人自治体国際化協会パリ事務所)の企画による「『伝統と先端と』~日本の地方の底力~”Synergies entre tradition et modernité – L’artisanat à la pointe de l’innovation”」展が開催される。
日本の地方に根付いた伝統工芸品や伝統産業技術にスポットを当て、「衣食住」をテーマに、「衣」では、とうもろこしの殻から作られたスリッパ(十和田市)や絹のスカーフ(鶴岡市、東京都、福岡県)、「食」では、金箔で装飾されたグラス(金沢市)や漆を施した椀や小皿(福井市)、組子細工や木彫りのコースター(長野県)、「住」では、鮮やかな色彩の陶器の置時計(岐阜県)や、象嵌の技術が施されたペーパーナイフ(熊本市)など、日本各地から12自治体の多様な工芸品を展示販売する。
(鶴岡市産 絹のスカーフ)
(福井市産 越前焼の茶碗)
※本展は2021年9月29日(水)から10月3日(日)にかけてマルセイユの市庁舎にて開催された展示をパリに会場を移して行う。
会期:2021年10月19日(火)〜10月30日(土)
会場:パリ日本文化会館 地上階ホール
住所:101 bis, quai Branly 75015 Paris
入場無料