ふたつの世界大戦に挟まれた1920年代のパリは、様々な才能がジャンルを超えて交錯し、とりわけ女性たちが活躍した。ともに1883年に生まれたマリー・ローランサンとココ・シャネルの二人は、大戦後の自由な時代を生きる女性たちの代表ともいえる存在だった。
女性的な美をひたすら追求したローランサンと、男性服の素材やスポーツウェアを女性服に取り入れたシャネル。
二人の生誕140年を記念するこの展覧会では、美術とファッションの境界を交差するように生きた二人の活躍を軸に、ポール・ポワレ、ジャン・コクトー、マン・レイ、美しいバイアスカットを駆使したデザイナーのマドレーヌ・ヴィオネなど、時代を彩った人々との関係にも触れながら、当時のパリの芸術界を俯瞰。
オランジュリー美術館やマリー・ローランサン美術館など国内外のコレクションから、約90点を紹介する。
展覧会名:マリー・ローランサンとモード
会期:4月9日(日)まで
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
休館日:3月7日(火)
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
夜間開館:毎週金・土曜は21:00まで(入館は20:30まで)
※金・土の夜間開館につきましては、状況により変更になる可能性がある。
展覧会HP:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_laurencin/